参院選。平和憲法をまもり生かす一票を日本共産党へ!

活動報告

参院選投票日まであとわずか。
15日は上野駅前で、吉良よし子東京選挙区候補、田村智子副委員長・参議院議員と比例での日本共産党、東京選挙区は吉良よし子候補への支持を広げてほしい、と訴えました。

私は、平和の1票を、今日党創立97周年を迎えた、筋金入りの反戦平和の党・日本共産党へ、と呼びかけました。以下、演説内容の一部です。

アメリカはイラク沖で有志連合、多国籍軍の結成を呼びかけようとしています。日本の自衛隊が応じようとしています。
トランプ大統領は日本の若者が米軍のために血を流さないのは不公平だ、といい、安倍首相は憲法があるから自衛隊はフル活動できない、と党首討論で発言しました。
この選挙で、安倍首相が改憲を強く打ち出している背景に、日米安保を血の同盟にする狙いがあることがはっきりしてきました。

ここ上野は、七十数年前、東京大空襲はじめ全国の空襲で親をなくした戦争孤児が1000人以上、すぐそこの地下道で、野宿していました。子どもたちは「駅の子」とよばれ、連日のように餓死する子、大人の暴力や「狩り込み」といわれるGHQと国の収容から逃げ回って生きていました。

連続ドラマ「なつぞら」のヒロインも戦争孤児です。戦争は最も弱い子どもに一番犠牲を強います。

みなさん。これまでアメリカがイラクやアフガニスタンなどで大規模な空爆を行い、罪のない現地の人が大量に殺害しました。おびただしい戦争孤児を生み出しました。このとき自衛隊は米軍への給油活動など後方支援活動を行いました。日本はイラクやアフガニスタンで、「駅の子」のような戦争孤児を生んだ責任の一端があります。

今度はそれではすみません。今回は安倍政権の下で安保法制=戦争法が成立しています。自衛隊がイラン沖で米軍をまもるために最前線で武器を使うことが法律でできることになっています。戦後海外で一人も殺めてこなかった自衛隊が、直接犠牲者と戦争孤児を生み出すことになります。

それでも、憲法九条がいまのまま厳として存在していれば、憲法違反の活動は抑え込むことができます。イラク戦争から自衛隊を撤退させたのは、イラク派兵は九条に違反するという名古屋高裁の判決でした。

九条の力はすごいものです。この平和憲法を骨抜きにしようとする安倍改憲をストップさせ、九条を生かした外交で平和の国際貢献ができる日本に、あなたの1票を生かしてください!