3・11から9年。被災地の生活・復興支援打ち切りは許せない。

東日本大震災と福島第一原発事故から9年目の3月11日。

原発ゼロをめざす台東連絡会は入谷交差点で宣伝活動を行いました。私も参加しました。

双葉駅の再建、常磐線の再開など、復興をアピールしたい政府ですが、いまだに福島の故郷に帰れない4万8千人(政府発表、「自主避難」も入れれば8万人と言われる)、帰還困難区域を解除されても28%しか帰っていません。

しかも、とんでもないことに困難区域解除は、賠償や生活支援の打ち切りの宣言でもあります。「帰れるのに帰らない」のではなく、線量が高く、生業と地域社会のめどが立たない故郷には「帰りたくても帰れない」のです。

この被災者の思いに心を寄せて、原発のない日本をつくる決意を固める日になりました。