台風第19号当日の多摩川の水位イメージ図

活動報告

昨年10月12日の台風第19号で多摩川が増水し狛江市内で446世帯の浸水被害が出ました。この間の市議会での狛江市の答弁や市が提出した資料等を参考に、当日の多摩川の水位の動きをイメージ図として作成しました。多摩川住宅周辺の六郷樋管では道路冠水が始まった時とくらべて最高水位は2mも高くなっています。また猪方樋管では1.2m高くなっています。今後同じような台風が襲来した際に浸水被害を出さないためには、多摩川の土砂の掘削や小河内ダムの事前放流の徹底、堰の改修等で、多摩川の水位を六郷樋管付近で2m、猪方樋管で1.2m、下げる必要があります。そこまで下がらない場合は、両樋管で強力な排水ポンプで排水する必要があります。

しかし現在、国は「多摩川治水対策緊急プロジェクト」の実施で、どこまで水位が下がるのかは「計画高水位以下にする」とのみで、具体的に何m下がるのかは明らかにしていません。計画高水位以下とは調布市の石原観測所でいうと昨年の台風の時より少なくとも0.39m下げるというもので、39㎝程度かもしれません。市側の答弁では計画高水位を超えれば樋管での排水ポンプの使用は国によって認められず、また浸水被害が起こることになります。少なくとも樋管で排水ポンプの使用が認められるくらいまで水位を下げる必要があります。

狛江市で二度と昨年のような浸水被害を起こさないために、多摩川の水位を大幅に下げるよう、国に働きかける必要があります。日本共産党市議団は昨年11月にも国土交通省に要望しましたが、ひきつづき水害被害を防止するために、多摩川の土砂の掘削や小河内ダムの事前放流の徹底等で多摩川の水位を大幅に下げるよう求めてまいります。

多摩川B52020.3.19 多摩川の水位イメージ図