福島、今なお4万人以上が避難生活、原発ゼロへー鈴木えつおの一般質問報告9

活動報告

原発をなくし再生可能エネルギーへの転換表明を
市長「国の動向を注視していく」

これまで政府は原発の発電コストは1キロワット時あたり10・1円と算定して、再生可能エネルギーよりも原発は安いと主張してきましたが、いまそれは通用しなくなりました。太陽光発電など再生可能エネルギーの利用が急速に進み、発電コストが下がり続けているからです。
国際的な投資銀行「ラザード」が昨年11月に発表した電源別の発電コストでは、1キロワット時あたり原発は円換算で16・6円、太陽光は4・7円、陸上風力は4・6円と、太陽光や陸上風力は原発の3分の1以下のコストになっています。資源エネルギー庁が本年3月に発表した「再生可能エネルギーの発電コスト等について」という資料でも「世界では再エネコストが大きく低減。太陽光発電・陸上風力発電ともに、10円・kwh未満での事業実施が可能となっている」と述べています。
私は6月18日の一般質問で「福島県では原発事故後8年経っても、今なお4万2千人が避難生活を余儀なくされている。2030年度に全電力量の20~22%を原発でまかなうという政府の方針では、今後危険な原発を30基以上も動かすことになる。2018年3月の日本世論調査会の調査では、原発について、深刻な事故の懸念が残るという方が83・4%にのぼり、『すぐに原発ゼロにすべき』が11・4%、『将来原発ゼロにすべき』が63・6%で合計75%の方が原発ゼロを求めている。ぜひ原発をなくし、再生可能エネルギーへの転換をすすめる立場にたっていただきたい」とただしました。
市長は原発ゼロについては答えず「太陽光発電など再生可能エネルギーの活用は、低炭素社会実現に向けた重要な施策と考えている。今後の再生可能エネルギーや水素エネルギー技術の進歩状況や国の動向に注視していきたい」と答えました。

多摩川B52019.6.29.142.原発