こまえ平和フェスタ2019開催ー沖縄に心を寄せて

活動報告

8月18日、狛江駅前エコルマホールで「こまえ平和フェスタ2019―沖縄に心を寄せて、平和な未来を子どもたちに」が開催され、大勢の市民が参加しました。
オープニングはあでやかで厳粛な琉球舞踊。参加者から感嘆の声がもれました。
実行委員長の佐久間均さんは「いままで多くの犠牲を払い、いま現在も重荷を強いられている沖縄。これ以上の犠牲をださないように、そして平和な未来を子ども達のために築いて行くには、どうしたらいいのか、みんなで考えていきたい」と述べました。来賓として出席した松原市長は「戦争の悲惨さを知らない世代が増えているなか、悲惨な戦争を二度と起こしてはならないという、平和への思いをひきついでいきたい」「平和な日本、平和な世界へ、狛江から発信していきたい」という主旨のあいさつを行ない、石井市議会議長からは「戦争の悲惨さを語りつぐことが大切」「市議会としても狛江市平和都市宣言を尊重し最大限の努力をしていく」とのメッセージが寄せられました。

狛江市平和都市宣言の朗読劇では4人の青年が、同宣言の中にもりこまれている、憲法の前文と第九条の「戦争の放棄、交戦権の否認」を市と市民の行動原理とすることや、原爆被爆の悲劇を二度と繰り返してはならないという内容を紹介しながら、沖縄では米軍機の墜落事故や米兵による暴行事件などが繰り返されているにも関わらず、米軍に対して日本の法律が適用されず、米軍の無法がまかりとおている現状、また核兵器禁止条約が2年前、国連で122カ国の賛成で採択され、すでに70カ国が署名、25カ国が批准しているが、日本政府がこの条約に背を向けていることなどが紹介され、最後に「各平和宣言都市と手を結び、核兵器完全禁止・軍縮、全世界の非核武装化にむけて努力することを宣言する」という宣言の最後の文章をみんなで朗読しました。

沖縄戦を指揮した牛島満陸軍中将のお孫さん、牛島貞満さん(元狛江市立第一小学校教諭)が「祖父と沖縄戦~子どもから大人まで共に考える戦争と平和」と題して講演。映像とお話で、20万人以上が犠牲になった沖縄戦の悲惨な実相を訴えられました。鉄の暴風雨と言われた米軍による艦砲射撃で使われた砲弾の破片が参加者にまわされ、私も手にしましたが大変重いものでした。当時25歳で2人の子の母親だった安里要江(あさととしえ)さんは、激戦地となった南部を家族ら18人

砲弾の一部

で逃げまわり、2人の子や夫、母親ら肉親11人を失いました。安里さんは映像で、日本軍による壕追い出し、幼児虐殺、餓死寸前まで追い込まれた自身の戦争体験を語り「戦争は人間が人間でなくなる。若い人たちには、そのことを知ってほしい」と訴えました。

後半は、琉球舞踊や沖縄出身のシンガーソングライター・ユキヒロの音楽ライブ、平和フェスタ合唱団による合唱など楽しい催しが行なわれました。ホワイエでは、沖縄の歴史と文化を紹介する展示や原爆写真と核兵器禁止条約、東京大空襲などの展示、福島原発事故の被災地の状況と東日本大震災の復興支援のとりくみ、平和を願う貼り絵や絵手紙、俳句・短歌の展示、折り鶴コーナー平和関係図書コーナーなどがあり、多くの参加者が熱心に見てまわっていました。江東区の新大橋近くに実家があったという女性は、東京大空襲の写真を指さして「私の実家はここにありました。空襲で全部焼けました」と語っていました。

私も参加してあらためて平和への思いを強くしました。