多摩川緊急治水対策プロジェクトで水位はどこまで下がる?

活動報告

昨年10月の台風19号により市内で446世帯が浸水しました。
床上浸水に遭ったお宅では、床や壁がダメになり、家財道具、電気製品、ガス機器など日常生活に不可欠なものが使えなくなりました。もう二度とこのような思いはしたくない、というのが被災者のみなさんの思いではないかと思います。この思いに応えて、「浸水被害ゼロ」を目標に豪雨災害対策にとりくんでいく必要があります。
私は2月28日の一般質問で①河道の掘削や小河内ダムの事前放流の強化によりどこまで多摩川の水位が下がるのか、②樋管への強力な排水ポンプの設置、③原因の究明と対策についての委託報告書が出た段階での市民説明会の開催、④根川周辺、猪方、駒井などを重点対策地区として位置づけ、止水板や止水シートの設置等住民が行う浸水対策に助成措置を実施すること、⑤市独自のとりくみとして栃木市などが実施している家財・家電等の買い換え助成を実施することなど求めました。このニュースでは①について報告します。
市側の答弁では、流域自治体と国などがまとめた「多摩川緊急治水対策プロジェクト」(河道掘削やダムの洪水調節機能強化など)を実施した場合の水位の低下については「大丸用水堰付近から下流の計画高水位を計画高水位以下に抑え安全に流下させることができるようになる」とのことでした。
台風19号では石原観測所で計画高水位5・94mを0・39m超える6・33mの最高水位を記録しました。答弁では計画高水位以下に抑えるとのことでしたがそれが0・39m、約40㎝なのか、それ以上50㎝なのか1mなのかはわからないとのことでした。また小河内ダムでは台風19号の際、午後6時に毎秒728・5㎥の放流がされていましたがこれによる多摩川の水位の上昇についても推測困難とのことでした。
しかし2面の図のように両樋管の多摩川の最大水位は道路冠水時の水位を1・2m~2m上回っています。水害を防止するためにはこの水位を大幅に低減させる必要があります。

多摩川B52020.3.2 168豪雨災害対策