区民に寄り添う区政が必要

わたしの訴え

私は介護福祉士として介護に携わってきましたが、介護の現場は文字通り壮絶です。
訪問したら亡くなっていたとか、自殺されていたとか、痛ましい、つらい経験が数多くあります。

私たちは介護保険という制度の中で精いっぱいの努力をしますが、それで介護のすべてをまかなうことはできません。私たちがお宅を訪問して、食事をつくったり、お身体を支えたりするわけですが、それでもご本人もご家族も大変なご苦労をともなって生活されています。

だからこそ、少しでもご本人とご家族のお力になれるように、私たちも力を尽くしますが、政治の責任として一歩でも制度を充実させてほしいというのが、介護に携わっている現場の共通の願いです。

ところが、国は制度を悪くするばかりです。とても、国民の痛みに寄り添っているとは言えません。
また、国がそんな態度なら、せめて力を尽くして区民を守るのが葛飾区の仕事です。

いま、葛飾区では65歳以上の一人暮らしの方に乳酸菌飲料を1本10円で配布することを通して見守りの活動をしています。見守り事業というのはとても大切です。介護をする中で、「今日はよく箸を落とすな」と思ったら脳梗塞の前兆だったなんてこともあるんです。
定期的に声かけをして、少しでもおかしいな、いつもと違うなと、気がつく機会を増やすことはとても重要です。

街頭で政策を訴える木村ひでこ葛飾区議予定候補

街頭で政策を訴える木村ひでこ葛飾区議予定候補

ところが、区はこの事業について、「値上げを検討している」と言いだしました。
大事な見守り事業をなぜ値上げするのでしょうか。
調べてみたところ、1400人以上もの方が利用しているこの事業にかかる区の負担は1年間でわずか900万円弱でした。

1000億円ものため込み金を持っている葛飾区ですから、お金の使い方を少しでも切り替えれば、この見守り事業は、すぐにも無料にできます。

見守り事業を必要としている人に、負担を押し付けるなんて、私は許せません。
見守り事業は無料にして、もっと広げる仕事を私にやらせてください。

困っている人にこそ寄り添うのが区政の仕事です。
私は、介護の現場で体験したことを活かし、一緒に働いてきた介護現場の仲間たちの願い、そしてなによりも介護を必要としている方々の声を区政に届けます。

どうか、私を区政で働かせてください。