党区議団が、22年連続で予算修正案提案 田中まさや区議会議員が、区政リポート3月8日号を発行しました

活動報告

区民の願い実現に向け、議案提案権を活用して

党区議団が、22年連続で予算修正案提案

区議会第1回定例会の予算特別委員会が2月27日開かれ、日本共産党渋谷区議団として、区長提案の一般会計予算と国保会計予算に対する予算修正案を提案しました。党区議団が議案提案権を活用して予算修正案を提案するのは、今年で22年目となります。

修正案は、区長提案の一般会計予算923億9,500万円を946億3,910万7千円に改めます。
歳出では、国民健康保険料の子どもの均等割5万2200円を半額にするとともに低所得者の負担を軽減するために国保会計への繰り出し金を増額、廃止した生活保護世帯への夏冬の見舞金の復活、介護保険料・利用料軽減を住民税非課税世帯にまで拡大、75歳以上の非課税世帯の医療費窓口負担の無料化、介護保険の総合事業緩和サービス実施事業所への助成を実施します。

また、削減した障害者の福祉タクシー券の復活、心身障害者福祉手当の対象拡大、地域包括支援センターの人員増、私立保育園等の保育士等の処遇改善を含む運営費助成の増額、子ども医療費の無料化を高校生まで拡大し、区立保育園の給食・用務を直営に戻すなど、民生費全体で24億2,650万7千円を増額します。
さらに、がん予防の2次検診費用の無料化と廃止された学校や保育園等の給食食材の放射能測定の復活など、歳出全体で22憶4,410万7千円を増額します。

一方、渋谷駅桜丘口地区、道玄坂一丁目駅前地区など渋谷駅周辺再開発への税金投入をやめ、補助18号線整備事業経費を削区立宮下公園については、整備事業費を削減する一方、区民参加で計画を練り直すための検討会経費を計上します。渋谷未来デザインにつては大企業の儲けを創り出すための職員派遣であり、また、河津保養所は、税金の無駄遣いであるため削減します。
全体として、区民負担の軽減、削減された福祉の復活と一層の充実を図るもの、大企業奉仕の事業、無駄な事業の削減で、くらし福祉第一の税金の使い方に改めるための予算修正です。
区民の切実な願いは区長提案の予算の3%程度の修正で、福祉くらしの願いが実現できます。
党区議団は、予算修正案に盛り込んだ区民の願いの実現に全力をあげます。

 

 

区政リポート2019.3.8