体育館エアコン設置を求め市に要望
活動報告
5月2日学校体育館のエアコンを全校に設置するよう、市民の皆さんと市に要望書を提出しました。
今年度八王子市は、6校の設置の予算を組みました。しかし、日本共産党都議団が条例提案し、その後できたエアコンの設置費補助制度が、今年度終了してしまいます。
議会では、私たちは全校の設置を求めてきましたが、市は、あくまで、風水害時の避難所として設置するため、6校でのみの設置でよいとの主張です。また、この6校の設置に対して一部議員より、「体育館エアコンには賛成していない」「体育館は汗をかくところ」「ランニングコストがかかる」と主張、市は、学校教育の中では使わないことを議会で明言しています。
こうしたことに対して、市民の方からは「信じられない」「体育館は子どもたちのもの」などお声が寄せられています。要望書の内容は、全校で設置を求めると同時に、教育活動で使うことを求めています。
3月の議会でも私は、都の補助金要綱の目的には「防災対策」として設置することと同時に、「良好な教育環境の確保に資することを目的とする」ということが明記されており、、補助金を使う目的であると明記されているため、これを破ると、(エアコンの使用頻度が低いと)補助金が使えない恐れもあります。
そもそも、災害級の猛暑時の教育活動を保障することが求められている中できた補助金だと思います。
2020年9月時点での都内の体育館エアコン設置率は、文科省のホームページによると51%にまで進みました。都の補助制度の最終年度の今年も、さらに進むと考えられ、八王子市だけが取り残されることになります。
私は、皆さんと力を合わせ、補助金を延長して、全ての学校で体育館にエアコン設置をさせていきたいと思います。