ワクチン接種で申し入れー高齢者にきめ細かい配慮を
75歳以上の新型コロナのワクチン接種予約が5月12日から始まりました。12日は狛江市が使用していたアメリカのIT大手「セールスフォース」の予約システムが故障し、午前中は予約ができませんでした。
午後1時から予約が開始されましたが、「電話を何度もかけたがつながらない」「つながったと思ったら『予約が埋まりました』と言われた」などの苦情が寄せられました。また「ラインでの予約がわからない」「2回目の予約は接種会場でできるようにしてほしい」「会場にはトイレがありませんとお知らせに書いてあるが、トイレなしでは接種に行けない」などの声も寄せられました。
そのため日本共産党市議団は14日、市側に、これらの声を紹介し、予約方法の改善など申し入れました。
その結果「2回目の予約については接種会場にて、3週間後の同じ曜日の同時刻に予約をとれるようにする」「ラインでの予約方法については市役所5階501会議室で説明できるようにする」「トイレについては特に岩戸児童センターは少なく、そのように書いたが、どうしてもという場合はご案内します」とのことです。
要介護認定を受けている方や身体障がい者手帳1・2級、愛の手帳1・2度の方などは、会場までの運賃(往復各500円)が助成されます。(株)グリーンキャブ(電話 5438・7611)が対象タクシー会社です。これも行き違いで助成されなかった事例があったため、タクシー運転手に周知するよう市に申し入れ対応するとのことでした。
5月29日の市のHPではワクチンは6月20日(日)までに累計約2万人分が到着します。また狛江市の75歳以上人口は約11000人で、このうち予約した方は5月20日正午現在8893人で約8割です。また25日から予約が始まった70~74歳までの人口は約4500人、6月8日から予約が始まる65~69歳までの人口は約4500人です。