総選挙、日本共産党10議席確保

活動報告

野党統一候補が自民有力候補を破る
衆院選の投開票が10月31日行なわれ日本共産党は比例で9議席(前回比2議席減)、小選挙区・沖縄1区で赤嶺政賢氏が3選を果たし10議席を確保しました。
神奈川13区では野党統一候補が自民党の甘利幹事長を破り、東京8区でも野党統一候補の吉田晴美氏(立憲)が自民党元幹事長の石原氏を破りました。

狛江ー比例で5145票、得票数5.6%増
狛江市で日本共産党は比例で5145票を獲得、前回票を272票(5・6%)伸ばました。共産党が支援した山花郁夫氏(立憲)は狛江市で16491票を獲得しましたが及びませんでした。
総選挙は安倍・菅政治を継承する岸田政権に対し、市民と野党が共闘し政権交代に挑む初めての選挙戦になりました。日本共産党と立憲民主党は、安保法制廃止をはじめ20項目の共通政策実現の政権協力で合意、214選挙区で候補者を一本化し本気の共闘で選挙戦にのぞみました。

野党共闘大きな意義、党の自力つけて
志位委員長は記者会見で「ご支持いただいたみなさんに心から感謝を申しあげます。自公政権の継続を許したのは残念ですが最初のチャレンジとして大きな歴史的意義がありました。野党共闘で生まれる新しい政治の魅力を広く国民に伝え、共闘を発展させるため全力をあげたい」と述べました。
また日本共産党が議席を後退させたことについて「大変残念な結果です。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんに懸命の奮闘をしていただきましたが、それを結果に結びつけられなかったのは、わが党の力不足によるものです。自力をつける活動を成功させ次の機会で必ず捲土重来(けんどちょうらい=盛り返すこと)を期したい」と述べました。

沖縄1区「オール沖縄」代表の赤嶺政賢氏3選
「民意を無視する政権への怒りが勝利につながった」―沖縄1区「オール沖縄」代表で日本共産党の赤嶺政賢氏が3選をかちとりました。
事務所は支援者らの拍手や歓声、指笛に包まれ、赤嶺氏は詰め掛けた支援者らとグータッチを交わし、「カチャーシー(手踊り)」で喜びを分かち合いました。
赤嶺氏は「オール沖縄に対する県民の信頼が草の根の奥深くで、広がっているという手ごたえを感じた」と県民の支援に感謝。「オール沖縄をさらに強く大きくしていく」と強調しました。

民報こまえ2021.10.31総選挙結果