一時保育の充実を

活動報告

私は9月に、元和泉にある多世代交流スペース「よしこさん家」で開かれた「子育てワークショップ」に参加しました。当日は0~3才までのお子さんのいる4世帯が参加、3人のスタッフを中心にすすめられました。
お話しの中では、コロナ禍で公共施設が閉まって孤立している感じがして、外に出るようにしたという話や、ベビーカーで2人の子を連れて電車で移動することが想像以上に大変なこと、夫が忙し過ぎて、家事と育児の負担が重くなっていることなど、子育てに関わる様々な思いが語られました。
その中で、一時保育(子どもを一時的に預かってくれる施設)の充実の要望も出されました。ある方は「狛江の一時保育は、3週間前から予約しないとダメで、年7回までと決まっている(家庭福祉員宅での一時保育と思われる)」と話されました。調布から参加された方は「調布市は一時保育が充実している。私は4カ所掛け持ちで月2回利用している」と話されました。
私は市内で生後57日から一時保育を行なっている保育園に電話して実情をお聞きしました。その結果は以下のようでした。
①私立虹のひかり保育園
定員1日3人。10月以降予約が増えていてキャンセル待ちの状況。毎月2日と17日が予約日。朝9時から電話が鳴りっぱなしで10分~15分で埋まってしまう。0才の方も多い、在宅で仕事されている方や、仕事で週3日定期的にという方もいる。
②私立いずみ保育園
定員1日5人。いま予約がどんどん増えている、1日と16日が予約日で、朝9時から30分間、4本の電話が鳴りっぱなし、キャンセル待ちの状況、狛江の一時保育は定員が少ない。川崎市は10~20名。うちの園の一時保育の部屋は9人から10人受け入れられる広さある。
③私立狛江ちとせ保育園
定員1日3人。いま続々と増えている、予約は1日と16日、5分で埋まってしまう。通院で定期的にという方もいる。
④私立めぐみの森保育園
定員1日4人。一時保育の予約はコロナ前にもどりつつある。3日と18日が予約日だが30分ほどで定員がいっぱいになる、他のお子さんと過ごす体験をさせてあげたいという方もいる。
⑤東野川保育園みんなの家
定員1日2人。全部埋まっているわけではない、仕事で利用される方が多い。
私は「一時保育の予約がいま急速に増えている。いずみ保育園はスペース的にも余裕があるようなので、ぜひ市として定員増を働きかけていただきたい」と求めました。  市は「上半期の実績を年内にまとめるよう作業をしている。きちんと状況等を把握した上で検討していく」と答えました。
ワークショップでは「働いていた時は、午後4時30分に保育園にお迎えに行ってから午後9時30分頃まで、家事と育児に追われる。夫は午後9時40分頃に帰ってくる。いま在宅ワークだが、午後10時頃までやっている。子どもの寝かしつけが大変。病院で1日8回お乳をあげてといわれ、ずっとやってきたが、パパの所に行かない。パパも仕事で疲れているので、家事をやってと言うのは悪い気がする」「あるとき、丸一日パパに預けたら、子どもがパパを好きになった。子どもをもう少しパパに預けたらよかった」。
また「主人に言い過ぎちゃっているのかなと思っていたが、今日話を聴いて、みんなそんな感じで少し安心した、主人もわからないからそうなっているのではないか、いま諦めて何もしなければ一生こんな感じになる、諦めたくない」「今日は同年代の子どもがいっぱいいて、息子も嬉しそうにしている、私も今日は自分の時間として過ごせている」「4月に引っ越してきてお友達も少なかったので、今日は同じくらいのママと話せてよかった」などの声も出されました。
私は「来年度開設が予定されている南部地域の多世代交流の場でも、子育てワークショップ等のとりくみができるようにしてほしい」と求めました。
市は「事業内容を検討する際、子育てワークショップ等の取組みにつきましても参考にさせていただきます」と答えました。

多摩川B52021.12.24 180.一時保育