てっちゃんニュース7号 不登校児童生徒への支援を
活動報告
不登校の児童・生徒が年々増えています。荒木てつ氏と鈴木えつお議員は11月27日、都のスクールカウンセラーとして働いている臨床心理士の話を伺いました。
その方は「不登校の子には発達障がいのある子が多く、特別支援教育につながれば成長につながる。早期発見、早期支援が必要だが、特別支援教室が不足していて入れない子もいる」「小学校6年生の子で、明け方までゲームをしていて、家族との接触を避けている子もいる。学校に行けない息苦しさを理解する必要がある」「一日4時間ならと通い出した子もいた」「教室に行けないときは個室で支援員の人と過ごせるようにする。学校に行くのも大変な子には、音楽、生き物、工作、運動などできる場所が地域に点在してあるといい」と語っていました。
鈴木えつお議員は5日の一般質問でこうした話を紹介し、不登校児童生徒への支援を求めました。教育部長は「狛江市では特別支援教室が不足していることはない。スクールカウンセラーの追加配置を都に要望しているが実現していない。学校では保健室や別室で短時間登校できるようにしている」と答えました。子ども家庭部長は「地域に安心して過ごせる場所が必要。選択肢を増やしていく必要がある」と答えました。
鈴木えつお議員は「駒井町に来年2月開設予定の多世代交流拠点でも不登校支援のとりくみができるように」と要望しました。
荒木てつ氏の話
「現場の話は深刻です。不登校児童生徒への積極な支援が必要です。私もその充実にとりくみます」