東京選挙区で吉良よし子さん当選、日本共産党7議席確保
7月21日投開票された参院選で日本共産党は、東京選挙区(定数6)で、吉良よし子候補が70万6532票を獲得、3位で再選を果たしました。吉良よし子候補の狛江市での得票は5711票で2位でした。このほか、埼玉選挙区(定数4)で伊藤岳候補が初当選、京都選挙区(定数2)で倉林明子候補が再選を果たしました。大阪選挙区(定数4)の現職、辰巳孝太郎候補は惜敗しました。
比例代表選挙で日本共産党は448万票余を獲得、小池晃、山下芳生、井上哲士、紙智子の4候補が当選しましたが改選5議席には届きませんでした。比例代表選挙の狛江市の日本共産党の得票は5104票で、自民、立憲に次ぐ第3党となりました。
また全国32の1人区では、10選挙区で野党統一候補が勝利、改選2議席から10議席へと躍進、自民党の議席を9議席減らす上で大きな力を発揮しました。野党共闘の力が発揮され改憲勢力に3分の2の議席をとらせなかったことは大きな成果です。
参院選挙で日本共産党は「減らない年金」を実現するため、①高額所得者優遇の保険料の仕組みをただして年間1兆円の財源を確保し、②200兆円の年金積立金を計画的に給付にまわし、③現役世代の賃上げや正社員化をすすめて保険料収入を増やすなどの財源対策を提案。また消費税10%増税は中止し、大企業や富裕層に応分の負担を求めて7兆5千億円の財源を確保し、①8時間働けばふつうに暮らせる社会②暮らしを支える社会保障③お金の心配なく学び、子育てができる社会の実現を訴えました。そして自衛隊の海外派兵につながる憲法9条改悪に反対し、9条を活かした平和外交への転換を訴えました。
大変な激戦の中、ご支持いただいたみなさんに心から感謝を申し上げます。私たちは、ひきつづき、公約の実現に全力を尽くすとともに、党の自力をつけて、さらに政治革新の力を発揮できるよう頑張ります。ありがとうございました。