調節池や河床掘削で水害防止ー野川

活動報告

都北多摩南部建設事務所を訪問、話を聴く

台風19号で野川の氾濫や野川の増水による内水氾濫はありませんでした。
日本共産党市議団5人の議員と平井里美(無会派)議員は11月28日、東京都北多摩南部建設事務所(府中市)を訪問、台風19号の際の野川の状況等の説明を受けました。都側は三上正哉工事第二課長らが応対しました。
台風19号の降雨による野川の水位ついて都側は「入間川が野川に合流するところに設置されている水位観測所(東野川3丁目)の水位は、10月12日午後4時に173㎝、午後9時10分に171㎝と、2つのピークがあったが護岸の高さ358㎝の半分以下で、あふれる心配はなかった。降雨量は調布市役所の雨量計で、時間あたり最大29㎜で、50㎜改修がほぼ完了しているので十分対応できた。雨水を一時貯留する大沢調節池(三鷹市大沢)等3つの調節池も効果を発揮した」と述べました。
また「現在、時間あたり65㎜の雨に対応できるようとりくんでいる。野川の河床の掘削、大沢調節池の掘削による規模拡大(9万㎥⇒15万8千㎥)等で5㎜分を確保し、流域の自治体での雨水浸透ます設置や浸透性舗装、貯留施設の増設等で10㎜分を確保する計画」と述べました。

団ニュース941.野川