水門に排水ポンプ増設
活動報告
12月10日、市議会本会議が開かれ台風被害への対応として、猪方・六郷両排水樋管に可搬式の排水ポンプを増設する補正予算が全会一致で採択されました。
可搬式排水ポンプは1台あたり0・5㎥/分の排水能力があり、これが六郷排水樋管(写真)に2台、猪方排水樋管に4台設置されます。これにより六郷排水樋管の排水能力は既設のポンプと併せて5㎥/分となり、猪方排水樋管は2㎥/分となります。今回の台風19号のような豪雨の雨水を排水するには、まだまだ不十分なものですが、来年予想される台風に対応するため当面の対策として重要です。予算は計6台で407万円です。
補正予算には水門を市役所から遠隔操作するための設計予算(990万円)も計上されています。今年度から来年度にかけて設計を行います。順調にいけば六郷排水樋管は来年の冬頃から運用が開始されます。猪方排水樋管はその後となります。
補正予算には両排水樋管に監視カメラと水位計を設置する予算(3800万円)も計上されています。水位計は川側と住宅地側の2カ所に設置されます。監視カメラは六郷排水樋管に2台(多摩川と根川を監視)、猪方排水樋管に1台設置されます。
被災者への支援としては、国制度の住宅応急修理(半壊の場合59万5千円まで、準半壊の場合30万円まで)、都制度の被災者生活再建支援(半壊のみ、2人世帯以上120万円まで、1人世帯90万円まで)、都制度の住宅被害区市町村支援事業(一部損壊10%未満の世帯に上限30万円、対象工事費の1/2以内)の予算がもりこまれています。
また市の独自支援として床下浸水の方への見舞金が検討されています。
ひきつづき被災者支援にがんばります。