全避難所のいっせい同時開設を
二中で受け付けを行った町会の方から「避難所が満杯で何十人もの方々に三小や六小に行ってくれと断った。風雨がすごい状況の時に」というお話がありました。私は「全避難所のいっせい同時開設」についてただしました。総務部長は「避難所の開設範囲、タイミングについて全避難所の開設も視野に入れて今後検討したい」と答えました。
ペット連れの受け入れ
ペット連れの方が入り口で断られ雨の中、自宅に戻った方もいました。私の質問に総務部長は「校舎等を避難所として開放する際のペット同行避難者の避難場所や災害時要支援者のスペースなどについては、あらかじめ確保していただく方向で教育部・学校と調整させていただく」と答えました。
避難所での無線機使用
二中で避難所運営に関わった町会の方からは「12日午後11時頃になって帰宅する方が多くなったが情報が入ってこなかったため、どうしていいかわからなかった。帰宅した後で多摩川が氾濫したら大変なことになる。無線機が防災倉庫にあったが職員が使い方がわからなかった。われわれ避難所運営協議会も使えるようにしてほしい」という声が寄せられました。私の質問に総務部長は「避難所運営協議会の皆さんにも運用ルールや無線機の取扱方法等を紹介していきたい」と答えました。
災害対策本部-ただ解散でなく、復旧対策本部に引き継ぎを
狛江市は災害対策本部を台風翌日の10月13日午前10時40分に閉鎖しました。これについても町会長から、「なんで早く解散したのか。被災した方々が大変なときに。市役所に電話しても全然話が通じない」と厳しい意見が寄せられました。調布市や世田谷区では災害対策本部解散後は災害復興本部等に移行して対応しています。
私は「狛江市でも復旧復興本部を立ち上げて、被災者はじめ住民の要望にしっかり応えるべきだったのではないか」と質問。
総務部長は「その後の対応は各部があたることとしたが、市民の皆さんからの支援や要望等に対し適切な対応に至らなかった部分があったことについては反省点」と答えました。