学童待機児の居場所確保をー新型コロナウイルス対策

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小中学校の臨時休校について市民からは「あまりに急で精神的にまいった。夜眠れなかった。うちは中学生と高校生で受験もない学年なのでまだいいけど、小学校低学年の共働き家庭はもっと大変じゃないの?せめて一週間前くらいに発表して準備の時間をもてるようにすべき」などの声も出されています。
岡村しん議員は、学校で子ども達の放課後の居場所となっているKOKOA(ココア)が中止となったことに対して「学童クラブの待機児が出ており学童に入れないのでココアに行くというお子さんもいらっしゃる。こうした子どもについてはどのように考えているのか」と質問。参与は「ココアは各学校で登録のある全ての児童が参加できるものであり、今回の臨時休校を受け、基本的に全児童が登校しないという状況に鑑みココアも中止と判断させていただいた」と答えました。
岡村議員は「茨城県つくば市は臨時休校のなかでも登校は可能とし希望者には給食も提供すると発表している。準備期間もない中で、ひと月も休むということは保護者にとっては大変な負担になる。北海道では、子どもの居場所が見つからず休まざるをえない医療従事者が出て医療機関の体制が取れなくなる事態も起きている。他の自治体の取り組みも参考にしながら子どもの居場所について再度検討してほしい」と述べました。
マスクや消毒液の備蓄についても質問。総務部長は「大人用使い捨てマスクを200枚、子供用使い捨てマスクを100枚、手指消毒液は1リットル入りのものを2本、それぞれ指定避難所に備蓄している」と答弁、岡村議員は、備蓄があまりに少ないので備蓄を増やすよう要望しました。
市内産業への影響について岡村議員は「市内の飲食店でも、すでにお客さんが減っているとの声も聴いている。3月4月というのは歓送迎会が開かれる時期でもありキャンセルが相次いでいると報道されている」として、影響調査や資金繰りが苦しい中小零細企業に対するつなぎ融資などの対応を求めました。市民生活部長は「制度融資については、過去にも突発的な事態において支援を行っているので状況を見極め対応をとっていく」と答えました。

団ニュース950.新型コロナウイルス

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