コロナ禍による休校後の分散登校で、教室内の密を避けるための少人数学級が、子どもたち一人ひとりに目が行き届き、ゆとりのある教育を行うことが証明されました。今こそ少人数学級を実現させようと運動が広がり、ついに政府は昨年、小学校全学年の１クラス標準を４０人から３５人へ引き下げを決め、予算化することになりました。既に小学１年生は３５人学級が実施されているので、２～６年生が引き下げられることになります。

現２・３年生は卒業まで４０人学級のまま！？

政府は１年に１学年ずつ、５年かけて全学年で３５人学級を実施する予定です。よって新年度は２年生の実施に予算が付くことになりますが、東京都は既に独自で２年生の３５人学級を実施してきた予算を止めて、新年度から国の予算で２年生の３５人学級を実施することにしています。つまり、東京都は新年度は３５人学級実施に向けて実質的に何もしないことになります。
さらに、この計画では現４～６年生は、卒業するまで４０人学級のままで学び続けることになります。

コロナで苦しむ子どもたちに少人数学級をプレゼントしよう

昨年、党区議団の本会議質問で、文京区は３５人学級であれば早期実現可能との見解を示しています。教室の密状態を一刻も早く解消するため、５年もかけず、期間を短縮し早期に全学年で実現させ、更に少人数学級へ踏み出すべきです。都は少なくとも、これまで付けていた予算の打ち切りではなく、３年生の教員加配に充てる等、前倒しで３５人学級を実施するよう私も全力で頑張ります。
日本共産党は昨年６月に行った緊急提言で、学校の感染症対策のためにも「少人数学級実施は急務」で、「子ども一人ひとりの成長に責任を持つのは大人の役目。子どもたちに少人数学級をプレゼントしよう」と呼びかけました。さらに運動を広げましょう。

（写真は国府田区議との街頭宣伝。連日激励をいただいています）

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