#あなたと次の東京へ 市民と野党の共同街宣(6/25)

 都知事選挙6日目の6月25日、文京区の春日交差点付近で市民と野党の共同街宣を行いました。

 市民連合のTeNネットワークの方が司会をされて、立憲民主党の国会議員、区議会議員、日本共産党の区議会議員と私がそれぞれ蓮舫候補の支持を訴え、地域の方たちは横断幕やパネルをもったり、ビラをまいたり、みんなで宣伝を行いました。

 お昼の時間帯で人通りは割と多く、「本人(蓮舫候補)はいないの?」という会話がきこえたり、ビラを受け取って信号待ちでさっそく見ている方もいました。

 街宣で私が訴えたことをブログで紹介します。ぜひ投票の参考にしていただければと思います。

 

「自民党政治を終わらせ都政をかえよう」この下でみんなが集まってたたかう歴史的な選挙

 都知事選挙がはじまっています。期日前投票ができますので、ぜひ投票に行ってください。投票に行って投票率を上げて、政治を変えましょう。

「あなたと次の東京へ」と掲げているように、みなさんと力を合わせて、新しい都政に変えるために蓮舫候補へのご支援、ご支持をお願いしたいと思います。

 この選挙は都民の命や暮らしのこれからを左右する大事な選挙です。そして、大きな争点となっているのが、裏金自民党と2人3脚で支持を受ける小池都政から新しい都政に変え、首都東京から自民党政治を終わらせて、政治の流れを変えていく、これが大きく問われる選挙となっています。

 私達は今日こうして超党派で宣伝をやっています。蓮舫さんを候補者にしようと、候補者選定の段階から政策の検討も、市民と野党が協力して進めてきた過程があるのです。

 それぞれ違いはあっても、蓮舫さんを押し上げて、必ず都政を変えよう、変えたいと、この下でみんなが集まってたたかう歴史的な選挙です。こうやって、政治の流れを変えていくことはとても大事だと思っています。

「都民の声をきいてすすめる」蓮舫候補

 蓮舫さんの掲げる公約は「都民の声を聞いてすすめる」とあり、私はこれをとても大事なことだと思っています。

 くらしを支え、貧困格差をなくすことが少子化対策になることを蓮舫さんは訴えています。都民の暮らしの実態は、学費が高い、奨学金の負担が重い、東京で暮らすには家賃が高い、非正規雇用が広がっている等。こうした都民の生活実態をちゃんと捉え、暮らしが大変だという声を反映した公約は本当に大事だし、蓮舫さんと一緒に一つでも二つでも安心した暮らしへ前に進める事が、今大事になっているのではないでしょうか。

「築地は守る」は今や見る影なし

 実は日本共産党都議団は、小池都政になった最初の予算に賛成をしました。小池知事が「築地は守る」を掲げたことは良いことでした。でも、今や見る影もありません。

 築地市場の跡地は、再開発で5万人規模のスタジアム、オフィス、ホテル、マンションといった建築物が建つ計画を三井不動産らと進めていく予定です。築地を守るどころか、都民の財産、都有地が財界ファーストで稼げる場として提供されているのです。

東京ドームが移転した跡地が今後問われてくる

 この問題は、ここからすぐにある東京ドームを築地市場跡地に移すとも報道があり、もともとドームがある場所は将来は公園にするというエリアですが、ドームが移転した跡地がどうなるか、神宮外苑再開発のようなことになるのではないか、今後こういうことが問われてくる問題です。

 都民の声を聞いて進めてもらわないと困ります。

育休延長したら待機児ではない 隠れ待機児1万2000人以上

 小池知事は保育園の待機児をほとんど達成したと言っていますが、隠れ待機児は都内で1万2000人以上います。認可保育園に入れず育休を延長する場合や、家や職場に近い認可園を希望していたけど入れなかった場合などはカウントされないのです。これで待機児ゼロと言われては、そういう都政じゃ都民は困るわけです。

コロナ禍の大混乱の中で独立行政法人化

 そしてもう一つは、文京区内に駒込病院、隣の豊島区に大塚病院がありますが、都立病院を東京都直営をやめて独立行政法人にしたのが小池都政です。都立病院廃止条例に共産党も立憲民主党も反対をしました。あの石原都政でさえ、直営として都立病院を残していたのを、小池知事は、しかもコロナ禍の大混乱の中で独立行政法人化を強行しました。

独法化してむしろ良くなると言っていたが、医師看護師不足で629床が停止

 都民の命と健康に責任をもつ行政的医療は変わらない、むしろ良くなる、と言って独立行政法人化を強行しましたが、2年もたたない内に、医師看護師不足で629床のベッドが停止し再開できない、というか、今後再開するつもりがないと東京都は言っています。629床という規模は、例えば総合病院の2個分です。

コロナ禍のつらい経験を2度と繰り返してはならない

 コロナ禍で医療がひっ迫し入院制限したことで、自宅や施設で療養していた人がたくさん亡くなりました。この辛い経験を2度と繰り返してはならないと、この認識が知事にあったなら、コロナ禍で独法化することも、停止している629床を再開しないということも、本当にありえないことです。

蓮舫候補の逆転勝利へご支援を

 やはり、命とくらしを最優先に、都民の手に都政を取り戻すことが必要です。蓮舫候補を押し上げ、都民の声を聞く知事を誕生させましょう。都知事選は大接戦、大激戦です。蓮舫候補逆転勝利のために、ご支持、ご支援をよろしくお願いします。