まだまだ続く目白台運動公園のずさん管理

活動報告

― 区直営に戻せ! ―

 目白台運動公園の南側樹林地がひどい」と聞き、12月27日現地調査しました。
 神田川沿いに降りる階段の道は落ち葉に埋もれ、折れた枝が放置、さらに下草はぼうぼう。あちこちの木に赤いからすうりが繁茂。運動公園所長の「ここも私たちが管理するんですか」にはあきれました。樹林地も含め管理運営を任されていることを全く理解していない、これでは樹林地は荒廃するばかり、管理者の資格なし。
 11月区議会の建設委員会に、2021年度目白台運動公園の「指定管理の評価結果」が報告されました。一番大事な「管理運営の適正性」で、「利用者が安全・快適に施設を利用できるよう適切に施設の保守、修繕、清掃が行われたか」では、評価委員会の7人全員が0点でランクは最低のD判定。サービス向上の有効性では、「協定書、業務要求水準書で区が求めた事業が適切に実施されたか」は2点。産業廃棄物(汚泥)の処理、芝生・樹木の管理など多数の改善事項が指摘されました。
 こういう結果をどのように受け止めるかを問うたのに対し、みどり公園課長は、「板倉副委員長からの御指摘のとおり、令和3年度は数々の改善事項があったが、一つずつ改善しながら、利用者の皆様にとっていい公園を目指していきたい」と答えましたが、この年度に限った問題ではなく、このまま来年度もこの指定管理者では、区民の貴重な緑が失われ、税金の無駄遣いにもつながるもので、区直営に戻すよう改めて要求しました。
目白台運動公園を視察するいたくら美千代