マイナンバーカードで起きる差別。

 

心の性と体の性が一致しない性同一性障がいや性別違和を持つ人たちに、マイナンバー制度が深刻な影響をもたらしています。

■「個人番号カード」「通知カード」に性別記載される。

 マイナンバーによって、性別記載が法定化され、性的マイノリティにとって死活問題である性別記載から逃れられなくなっているのです。

 そのため、性同一性障がいや性別違和を持つ人たちがマイナンバーを職場に提示する際、本人の意思とは関係なく、公にしていない性的指向や性自認を暴かれることになります。

■望まない「公表」による差別が起きる。

 当事者にもお話しをうかがいました。マイナンバーによって望まない「公表」による職業差別が起きています。その差別をさせない為にも、発行する各自治体において何が出来るかを考えるべきではないでしょうか?