ご挨拶

2023年5月21日投開票で行われた足立区議会議員選挙。日本共産党は2万6848票(11.58%)を得て、現職4人、新人2人の6議席となり現有議席を1議席後退させる結果となりました。今回の選挙は何としても8名全員の当選をとがんばりましたが、定数45に64人が立候補という今まで経験したことのない厳しい状況のなかで6議席にとどまりました。私、西の原えみ子は3期目へと挑戦しましたが、2780票で51位となり当選を果たすことは出来ませんでした。

 ご支援を頂いたみなさんに心より感謝いたします。

 これからもバッジは無くても選挙中公約した「小学校の給食費の無償化」「生きがい奨励金の復活」「高すぎる介護保険料の負担軽減」「補聴器の現物支給」「給付型奨学金の対象者の拡大」「避難所を増やし、個別避難計画進める災害対策充実」など実現をしていくため、引き続き6人の共産党の区議団とともにがんばります。これからもご支援・ご協力をおねがいいたします。

日本共産党元足立区議会議員 西の原えみ子

略歴

西の原えみ子

●1959年荒川区生まれ。
 都立深川高校、慶応義塾大学通信教育課程を卒業
●築地市場・足立市場で働き結婚。
 女性の地位向上のために新日本婦人の会で活動
●2015年の区議会選挙で当選。
 現在、足立区エリアデザイン特別委員会委員長として活動中
●千住緑町2丁目在住。家族は夫と二女・一男
●趣味は読書、絵手紙、カメラ
●千住東保育園父母会副会長、千寿第八小学校PTA役員、
 足立区学童父母の会会長、足立区立第一中学校PTA本部役員、
 新日本婦人の会本部役員など歴任

みなさんと力をあわせて くらし・防災対策・いのちを守る願い実現へ全力 いつも笑顔で一生懸命

厚生委員、エリアデザイン調査特別委員として くらしと社会保障、子育て、まちづくりの願い実現へ

議会では、くらし・まちづくりをテーマにして厚生委員会などで区民の願いを届けました。23区で一番高い介護保険料の負担軽減を求めたり、住んでいる住民を追い出す道路と公園の開発などの問題点を追及しました。また、区民サービスを削り史上最高のため込み金を持つ足立区政を、日本共産党は区民本位の区政にするため、唯一の野党として引き続きがんばります。 エリアデザイン調査特別委員会では委員長として西新井駅対策や千住西地区まちづくり計画などに住民要望を反映させるように取り組んでいます。 ●議会では区民要求を取り上げ、実現へ向けて質問してきました。

「防災ひろばをつくってほしい」「深井戸で飲料水確保を」…願い実現で防災対策が前進! いのちを守る防災対策の充実を求めて

足立区は災害時の危険度ランクが23区で最も高く、防災対策は待ったなしです。私が区議になる前から地域のみなさんと運動してきたことが実り、千住龍田町に「防災ひろば」がオープン(2016年4月)し、さらに深井戸も完成(2018年9月)しました。 災害時の消火用・生活用水としての深井戸ですが、「飲み水にもしてほしい」との要望も寄せられます。私が議会で取り上げると、区は水質検査を実施して、浄水器の増設も「検討する」と答えるなど前進しました。 扇地域では断水した時に飲み水を貯めておく応急給水層を作る事が出来ました。 本木地域では「本木東小跡地を防災拠点に」の運動を進め、そこに特養老人ホームが出来ることになり、その特養ホームの中に誰もが避難できる400㎡の第一次避難所が出来ることになりました。住民運動と力をあわせて実現しました!

「聞こえのバリアフリーへ」

認知症との関連も指摘されている高齢者の難聴。補聴器が高くて買えないため購入の助成を求める声に応えて助成が実現。更に対象が大きく拡大し、聞こえの相談を行う言語聴覚士も増員されました。更なる拡充を求めていきます。

「若者が安心して学べる環境を 給付型奨学金実現」

今まで区が行っていた奨学金制度が見直され、全額給付の奨学金がスタートしました。引き続き拡充を求めていきます。

「生活保護行政」

生活保護は健保で保障された権利であることがわかる「しおり」の改善と、誰もが気軽に申請できる制度であることを知らせるポスターが出来て張り出されています。

国民の苦難軽減が日本共産党の原点だから こまっている声は見逃さない

「貯蓄が底をつき、もう暮らしていけない…」、「年金が低く、どう生きていけばいいのか」…深刻な実態が次々と寄せられます。 私は相談一つひとつに寄り添って、その解決へあらゆる手立てを考えて走り回ります。 区民のみなさんは、「困った時は西の原へ」と言ってくださり、寄せられる相談は年間300件を超えます。 区民のくらしの守り手としてがんばる決意です。

「困っているひとのためになりたい」これが私の原点です。

私は荒川区に生まれ、本が大好きな女の子でした。中学生の時、父の会社が破産し生活が一変しました。高校生からアルバイトで必死に働き、卒業後は母と妹を支えるために築地市場の水産物会社に就職しました。 しかし教師になる夢をあきらめられず、働きながら学び教員免許を取得しました。その時に子どもの成長を真剣に学びあう日本共産党員と出会い、感動して入党しました。自分の経験からも「困っているひとのためになりたい」これが私の原点です。