「暮らし」や「福祉」を優先する文京区政に

憲法を守り、平和を守る

子どもたちの命を守りたい

2011年3月11日、東日本大震災直後、福島第一原発事故が発生。当時、私の子どもはまだ2歳。地震や津波の恐怖に加えて、東京にも降り注いだ放射能のことで不安でいっぱいになりました。同じように思ったお母さんたちと一緒に放射能測定をしたり、給食の産地公開を行政に求めたりするなど、「放射能から子どもを守る」ための活動をはじめました。子どもたちの命を守るためには、私たち母親が声をあげなければ、今の世の中を変えることはできない。その思いで「原発再稼働反対」の運動にも子連れで参加したり、国会前で訴えたりしました。

憲法を守り、戦争をしない国に

私は、二人の子どもを育てる母親として憲法「改正」に反対しています。今、人権や平和を守る憲法が揺らいでいます。そもそも日本は「子どもの権利条約」という国際条約に批准していますが、国連から子どもの人権が守られていないという勧告も受けています。戦争は絶対にさせてはいけない。日本の防衛費は5兆円を超えるといいますが、平和外交を本気で進め、そのお金の一部を子どもの貧困対策や教育費にまわしてほしい。安倍首相は、改憲に突き進んでいます。みなさんと力を合わせ、改憲を阻止しましょう。

暮らし・福祉の願いを託せる

子どもたちを貧困から守りたい

日本の子どもの7人に1人が貧困に陥っていると言われています。貧困とは言っても、今日明日の食べるものに困る貧困ではなく、修学旅行に行けない、希望の進学ができないなど、見えにくいことも問題です。私は「子ども食堂」などの活動を続けてきましたが、ひとり親家庭でがんばっているお母さんが病気で入院でもしようものなら、たちまち子どもが大変な状況におかれてしまいます。ひとり親家庭であっても、病気や障害を抱えていても、誰も排除されず、誰も置き去りにしない。子育てしやすい地域や社会づくりに貢献したいと思っています。

消費税10%増税に反対

私の夫は、小日向で105年続いている「小林久間吉豆腐店」の四代目です。今年10月にも消費税は10%に増税されようとしています。増税は、そのまま価格の上昇になります。ただでさえ給料が上がらない状況の中、モノの値段が上がれば当然財布のヒモが固くなります。うちの店のような町の豆腐屋はひとたまりもありません。簡単に増税分の値上げはできないからです。政府は「消費税は景気に左右されない安定財源だ」と言いますが、それは消費税が生活必需品にかけられた税金だからです。大企業の儲けや富裕層の応分負担など、消費税ではない別の財源の活用を提案していきます。

夫:小林秀一。東京工業大学理学部地球惑星科学科卒。豆腐業の傍らプロボクサーになり、第41代日本ウェルター級王者に。月1回、店の屋上を開放し、自作の天体望遠鏡で子どもたちに星を見せる「天体観測会」をひらいている。