金子けんたろう区議会議員の退任を巡る経過について

金子けんたろう区議会議員は、次期杉並区議会議員選挙には立候補せず、今期で退任することになりました。

 

前回 2019 年の区議会議員選挙において、当時の選対関係者による金子区議(候補者)本人や家族に対するハラスメント行為と、応援して下さったボランティアの方々に対する分断行為がありました。これらの行為は、ハラスメント根絶を目指す日本共産党の方針や市民との共同の発展に背く行為です。

 

選挙後、金子区議から改善を求められていたにも関わらず、当時の地区委員会は改善に向けた取り組みを怠る等、3年余りもの間、不適切な対応をとりました。その後、地区委員会は体制を変え、当時の対応の誤りを反省し、金子区議に謝罪しました。また、金子区議に対しては、区議を続けてほしいと複数回にわたりお願いしてきましたが、本人の意向をふまえ、今期で退任することになりました。

 

退任理由は、党規約第5条(八)「党の内部問題は、党内で解決する。」に基づき対応してきましたが、地区委員会の対応の不手際などもあり、一部事実と異なる情報が拡散している状況を鑑み、金子区議と協議の上、事実経過を公表することとなりました。

公表にあたり、関係者への再調査等の一連の手続きを行う過程で、事実経過の公表が遅れたことをお詫びいたします。

 

これまで金子区議を応援して下さった皆様には、このような結果となり、本当に申し訳ありません。今回のことを深く反省し、再発防止はもとより、ハラスメント一掃のために努めたいと決意しています。また、市民との共同の発展のために、誠意を尽くし、いっそう努力を強めたいと思います。

 

最後に3期にわたり、金子区議を応援していただいたみなさまと、党区議を務めた金子けんたろうさんに感謝を申し上げます。

 

2022年12月10日

 日本共産党杉並地区委員会