台風被害の島 支援を 党都議団が知事に要請
日本共産党都議団が10日、台風15号による被害が出ている東京都島しょ地域への支援を行うよう小池百合子知事に申し入れました。「しんぶん赤旗」(9月12日付)に掲載された記事を紹介します。
日本共産党東京都議団(曽根はじめ団長、18人)は10日、台風15号による被害が出ている東京都島しょ地域への支援を行うよう小池百合子知事に申し入れました。
島しょ地域の党議員団、党支部の調べでは、大島町や新島村などで断水や停電が起きたほか、民家や商店、旅館の屋根が飛ばされたり、窓ガラスが割れたりする被害が出ています。また、風で木が倒され、民家の玄関がふさがれる事態も起きています。
都議団は申し入れで、住民から「ブルーシートが足りず屋根を覆えない。雨が降ったら寝る所がなくなる」「倒木を撤去する人手が不足している」などの声が上がっていると強調。「大規模な被害で、全容がいまだに把握されていない自治体もある。都として、迅速な状況把握と支援が求められる」として、(1)被害状況を把握し、島しょ町村民から要望を聞いて迅速に対応する(2)家屋損壊、農漁業の被害に財政・税制上の支援を行う(3)飲料水・生活用水の確保・支給を迅速に行う(4)倒木・流木の撤去を支援する―ことを求めました。
都総務局総務部の片山和也総務課長は「現在、情報把握に努めている。現地の要望を把握し、各局で連携して対応したい」と答えました。