党都議団 今夏の五輪中止を都に申入れ

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五輪の開催を前提とした立場をとる都に対して党都議団は26日、五輪の今夏の開催を中止し、コロナ対策に集中することを申し入れました(写真)。

中止の理由は、▼ワクチンによる集団免疫が今年中に達成しない、▼各国の感染状況による格差はアスリートファーストの点で問題である、▼大会での医療提供に協力する医療従事者に加え、コロナ対策のために、更に多数の医療従事者を五輪に充てることは現実的ではないことを伝えました。

都立広尾・墨東・多摩総合医療センターは、「オリンピック病院」に選定されていますが、コロナ対応で最前線に立っている病院でもあります。コロナ対応で大変な医療機関が、オリンピック対応でさらに医療者を派遣することは現実的ではありません。

夏の東京五輪は中止し、コロナ収束に全力を集中するべきではないでしょうか。政府と東京都が開催ありきではなく、IOCと協議するよう求めます。