緊急申し入れ!受験シーズンを狙う痴漢加害の 防止対策と被害者救済を

毎年受験シーズンに、受験生を狙った電車内の痴漢行為を煽る投稿がネット上でされています。ネット掲示板などで『試験の受験生なら痴漢されても泣き寝入りするはず』『〇〇線にみんなで乗ろう』という書き込みは、断じて許されない卑劣な言動です。
日本共産党都議団は13日に「受験シーズンの痴漢加害防止と被害者の救済を求める緊急申し入れ」を行いました。▼駅係員の増員、警察官等の巡回、アナウンスや電光掲示での加害防止の呼びかけ強化▼被害発生で遅刻する場合、証明書などの発行▼痴漢被害などで入試に遅れた場合の救済措置▼被害の実態調査▼SNS発信などを求めました。
申し入れに応対した交通局の市川電車部長は、「受験生を狙った卑劣で許されない行為だと改めて強く認識した」と答えました。また、学校側から被害の問い合わせの際に情報提供すること、受験シーズンを狙う痴漢があることを駅員に周知することも確認できました。受験のために全国から多くの学生が集まる東京の対応は重要です。
昨年の12月都議会の一般質問で私は「痴漢盗撮を無くす対策」を求めて質問し、その後、交通局は都営地下鉄の駅・車内で痴漢防止のアナウンスを5~10分間隔で行っています。
今回の申し入れ直後に、交通局はツイッターで「痴漢は犯罪行為です」と発信しました。東京都と力合わせて対策を強化し、「痴漢ゼロの東京」実現へ、引き続きがんばります。

交通局のTwitterはこちらから ↓

https://twitter.com/toeikotsu/status/1481522353452777472

 

お知らせ

東京都の無料PCR検査事業が、1月31日以降も延長されることになりました。いつでも無料でPCR検査が受けられるように、検査実施施設を増やすよう、引き続き求めていきます。