新年度予算要望の一部が実現

区民の憩いの散歩道「葛西用水さくら並木」

葛西用水さくら並木は、大谷田陸橋から六木方面に約3キロ続きます。毎年花の季節には多くの方が桜の花を楽しむ、憩いの場です。
植えられている「ソメイヨシノ」は、60年程度の寿命とも言われ、六木3丁目付近では特に樹勢の衰えが顕著です。枯れた枝は剪定、樹勢回復の見通しがないものは伐採、その後、抜根しやすいよう枯れるまで1年以上も放置されていました。
日本共産党は毎年予算要望書を区に提出しています。はたの昭彦議員は2023年度要望で「葛西用水沿いの桜並木のうち特に六木3、4丁目付近は樹勢の衰えが目立つ。桜並木の維持からも計画的に更新を図ること」を求めていました。区からは「令和元年度より街路樹診断を実施し、樹勢が悪いと判断された木の伐採や枯枝の撤去などを行っています。今後、街路灯や道路標識などに支障にならないような配置を検討しつつ新植も行っていく予定」との回答を得ていましたが、2月下旬から11本のソメイヨシノの植え替えが実施されました。
桜は連作障害が起こる樹木で、他の樹木のように単なる植え替えでは育ちが悪くなるため、周りの土も含め入れ替える必要があり、今回のもそのように行われました。
引続き、地域の皆さんの憩いのさくら並木を楽しめるよう、取り組みます。