安心して住みたい

地域課題活動報告

「ホテル裏の足場が残されたまま。業者は、すぐには倒れることはないだろうというが毎日不安」と相談がありました。

現地に伺うと、相談者宅裏庭に面したホテルには建築足場が残ったままに、話を伺うと足場の問題だけではなく、非常階段を日常の移動にも使うことにより話し声などの騒音やゴミ出しの問題などいくつもの課題が複合的に重なった相談です。足場のもとの場所はコンクリに設置はされていましたが、上の方を見ても建物のどこかに固定されているのかははっきり見えない足場でした。私自身したから見上げても、雨風で倒れてくるのではないかと恐怖も感じました。

ネット上の情報を見ると、社員の常駐が求められる施設なのに、なかなか受付ができないなどと書かれていました。

ホテルの認可は保健所が所管になりますが、今回の足場に関しては建築課が所管でもあり、ごみ出し騒音となると、清掃や環境課も担当所管となります。

これらをまとめて対応する部署は無く、問題に関して各課が対応をせざるを得ない状況です。

区民からしてみれば、ひとつの問題で解決するのであれば1か所に相談をすればいいのですが、複数の問題の場合非常に大変なことであります。

課題解決へ紐解きをするとともに、総合的に相談ができる部署の必要性を改めて考えさせられた相談です。

相談者も区役所や関係機関への相談をしているが解決の糸口が見えないと話をされていました。まずは足場の問題解決ができないかと模索します。

写真、建設足場は残ったままの現場調査。仮設足場はあくまでも仮設です。