ようやく寒さも緩んで来たと思ったのに、風邪を引いてしまい、かかりつけの診療所に行きました。 医療費と薬代で2千円ちょっとかかりました。3割負担で高いなと思うけれど、具合が悪ければ、すぐに病院にかかれます。
江東区では、国民健康保険に加入している世帯 が、83889世帯（22年7月時点）ですが、経済状況が悪化し収入が減少しているにもかかわらず、保険料が毎年のように値上げされて来たために、保険料の滞納率が40％を超える危機的な状況となっています。保険料を払えなければ、保険証をもらえなくなり、病院にもかかれなくなってしまいます。
これ以上の値上げは、更に滞納者を増やすだけなのに、江東区では来年度も保険料の大幅値上げが行われようとしています。値上げの主な原因は、保険料の算定の仕組みが、これまでの住民税をもとにしたものから、所得をもとにしたものに変更されるためですが、低所得者や多人数世帯ほど値上げ幅が大きくなるのが特徴です。
共産党区議団は、昨年、山﨑区長に申し入れを行い、保険料値上げを行わないよう求めるとともに、国に対してこの間減らされて来た国庫負担の増額を求めること、さらに、今後一層の保険料値上げにつながる国保の広域化を行わないこと、保険料を払えないことを理由とした保険証の取り上げは行わないよう求めています。
2011.02.10
