江東区は、区民からの要望に応え、健康と安全を確保するため、今月１８日から区内を5ブロックに分け、各代表地点として９ヶ所の学校の土壌と同じ学校のプール（１ヶ所は水を張っていなかったためプールは８ヶ所）の放射線量の測定を実施しました。
学校プールの水中の放射性物質の測定結果については、すでに区のホームページで公表されていますが、いずれも「不検出」（検出の下限値を下回っている）という結果となっています。
土壌の測定結果については、２７日以降公表されることになっています。
今後、土壌については2ヶ月に１回継続的に実施。プールは、6月から８月まで月１回実施する予定です。
さらに、東京都が各自治体に、放射線の簡易測定器の貸し出しを行うこととなったため、区内５１６地点（保育園１５２ヶ所、幼稚園３２ヶ所、小学校４４ヶ所、中学校２３ヶ所、公園２６５ヶ所）で地表5センチと１メートルの高さで、放射線測定を実施します。
測定は、6月下旬から約１ヶ月かけて、区の職員が実施します。測定頻度は、測定結果を踏まえて検討します。
区は、これらの調査で高い値の放射線が計測された場合には、土壌の入れ替えなどを実施することも明らかにしています。
