共産党江東区議団とあぜ上都議は、12月15日~16日、宮城県女川町と岩手県宮古市を訪問し、東京23区の清掃工場に運び込まれる災害廃棄物の処理、積み出し、放射能測定などについて調査しました。
女川町は、人口1万人のうち、800人が死亡し、8割りの住宅が損壊しました。津波で流された日本水産(株)の跡地で、ガレキの選別、破砕、放射能測定、鉄道コンテナへの積み出し作業が行われています。女川町では、ガレキをベルトコンベアーに乗せ、人の手で布きれやプラスチック、コンクリ片や金属を取り除くなどの選別を行っていました。
女川町の災害廃棄物については、大田区と品川区の焼却場で、焼却実験を行い、安全性を確認した後、2月から本格的な受け入れを行う予定です。
宮古市の災害廃棄物は、現場で大まかな選別を行った後、東京の民間業者が選別、焼却を行います。すでに10月に試験的な受け入れを行い、12月から本格的な受け入れが行われています。