今年9月24日にオープン予定の、豊洲シビックセンターの竣工視察を行いました。
豊洲シビックセンターは、地下1階、地上12階建てで、文化センターと図書館、特別出張所の機能を備える施設です。
文化センターには、新たに300席のホールやギャラリー、サブ・レクホール、音楽練習室が作られるほか、研修室も8室備えられます。
ホールには、親子室も作られ、小さなお子さん連れの方も気兼ねなく鑑賞出来るようになっています。ちょっと狭くて、人数は限られてしまいますが・・・。
図書館は、子どものフロアーと大人のフロアーが設けられています。子どものスペースでは、靴を脱いで、寝転びながら絵本を見られるようになっています。
特別出張所では、これまでの住民票の他、戸籍の業務や保育園の入園相談などが行えるようになるなど、これまでよりも多くの手続きが行えます。
また、長寿サポートセンターもおかれ、高齢者のさまざまな相談、手続きも行えます。
特別出張所は、3階部分にあり、ゆりかもめの改札とデッキでつながります。デッキ部分に面したところには「ミスト」が設置されていました。
豊洲シビックセンターは、「里山」をイメージして設計されており、斜めになった上階の屋外テラスの植栽が、外から見ると小山のように見えるようです。まだ工事中なので、実際はどうでしょう。
シビックセンターは当初、90億円の予算で計画されましたが、途中、労務単価の見直しなどが行われ、設計費等も入れて、総額105億余りの事業となっています。