12日の土曜日、４月に開校した豊洲西小学校の開講記念式典が行われました。
豊洲西小は、地域開放型の温水プールと体育館、トレーニングルームを備えています。地域の方は、普通の区立のスポーツセンターと同じように利用料を支払って利用します。
最近の学校は、運動場を広く取るために、大抵、体育館、プール棟は公社の最上階に作られますが、豊洲西小では地域に開放するためセキュリティーの関係から別棟にしました。そのため、校庭が狭くなってしまっています。
学校のプールは夏しか使わずもったいないとの考えもありますが、十分な広さの校庭が確保できないなど、子どもたちのための学校本来の機能が損なわれてしまうようでは困ります。
地域のみなさんにとって必要なスポーツ施設であるならば、別にきちんと整備すべきだと思います。
開講前の竣工式では、さすがに自民党の議長からも「校庭が狭いな」という声が出されました。
豊洲では、まだまだこれからもマンション建設が予想され、あっという間にまた学校が足りなくなりそうです。豊洲小も豊洲北小も増築増築で、校庭が大変狭くなってしまいました。
子どもたちが学び成長する場である学校は、空き地が限られているとはいえ、十分な広さを確保してもらいたいものです。
記念式典では、新しい校歌も披露され、真新しい体育館に子どもたちの声が響き渡りました。
１年生から６年生まで、全員が式に参列したのですが、何人も続く来賓の挨拶を、１年生も良く我慢して聞いていて立派でした！
式が終わった後、全員で風船を飛ばしました。風船の中には、ヒマワリの種が入っているそうで、子どもたちの夢を運び、どこかで花を咲かせるかもしれません。
