

豊洲新市場予定地の地下水モニタリング調査の第9回目で、新たに環境基準を超えるシアン、
ベンゼン、ヒ素など汚染物質が201ヶ所の調査地点のうち、実に3分の一の地点から検出されました。
このことは、これまでの土壌汚染対策工事では汚染土壌や汚染地下水を取り除くことができなかったことを示すものではないでしょうか。
食の安全・安心は何ものにも代えがたいものです。豊洲東京ガス工場跡地への市場移転は、中止を含めた抜本的な見直しが必要です。
また、そもそもなぜ汚染が深刻な豊洲東京ガス工場跡地を市場移転地としたのか、この間の土壌汚染対策はどうだったのか、建物の談合疑惑はどうなのか…
まだまだ解明しなければならないことがたくさんあります。
日本共産党都議団は、都議会に百条委員会の設置を求めてきました。
昨年は自民党・公明党などの反対で実現しませんでしたが、ここにきて、自民党議員の中からも百条委員会の設置が必要との声が出ています。
都議会の責任として、百条委員会をきちんと設置して疑惑の徹底解明を行なって欲しいと思います!