大つきかおり 日本共産党都議会議員予定候補

江東区の障害者雇用率について

2018.09.01

いま問題になっている国の障害者雇用率の水増し問題。
区民の方から、江東区はどうなっているのか問い合わせを頂きました。
江東区の職員課長への聞き取りによると、区の障害者雇用率は、2.62%とのことです。障害者手帳等の確認は直接行ってはおらず、年末調整の障害者控除で判断する他、職場での配慮を求める場合、医師の診断書を添付した本人からの申出書の提出を行うそうですが、その診断書で判断しているそうです。
厚労省のホームページでは、障害者雇用率制度の「障害者」の範囲は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の所有者を実雇用率の算定対象とするとなっています。
区は、年末調整の障害者控除は手帳の写しを添付するので、手帳を直接確認しなくても大丈夫と言っていますが、自己申告の方の中には手帳を所有していない方もいるようで、現在、手帳の確認作業をしているそうです。
また区は、すでに区の職員として働いていた人が障害者となった場合も数に入れているそうですが、障害者雇用の促進という観点からすると、新規採用で達成すべきではないかと思います。

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