日本共産党江東区議団は、区長提案の23年度予算に対する修正案を提案。私が本会議場での提案説明を行いました。
修正案は、一般会計の歳出歳入予算1592億7100万円を17億5776万5千円、予算原案に対し1.1%増額し、総額1610億2876万5千円とするものです。
日本共産党が提案した予算修正案は残念ながら他会派の賛成が得られず否決となりましたが、これまでにも子ども医療費の無料化や少人数学級の実施、インフルエンザワクチンの接種費用の助成、小中学校の耐震化やクーラー設置、中小企業振興基本条例の制定(地域経済活性化基本条例として)など日本共産党区議団が予算修正案で提案してきたいくつもの施策が実現しています。今後も今回提案した施策の実現に粘り強く取り組んでいきたいと思います。
(予算修正案の主な内容)
①区民のくらしを守る施策の実施
- 認可保育園の増設
- 幼稚園の保育室へのクーラー設置
- 就学援助の拡充
- 重度要介護手当の支給
- 特別養護老人ホームの増設のための調査費計上
- 高齢者のインフルエンザワクチン接種無料化を75歳以上から65歳以上に拡充
- 商店街装飾灯電気代の全額補助
- 住宅リフォーム助成制度の創設
- マンション耐震化助成の拡充
②不要不急の事業、、むだ遣いの削減
- 区長・議長の交際費の30%削減
- 不公正な同和対策事業の全廃
- 地下鉄8号線建設基金への新たな5億円の積み増し中止
③区民要望にこたえる財源確保
- NTTや東京電力に適正な価格で道路占用料の負担を求める
- 株式会社臨海ホールディングス社(ゆりかもめの持ち株会社)への2億4千万円の出資取りやめ
- 約700億円に上るため込み基金の一部(10億円)を活用