先日私は、あぜ上三和子都議会議員と一緒に、東京都が今回の地震や原発問題で避難されてきた方の避難所として開設している江東区有明のビッグサイトと江東区が避難所として開設している北砂スポーツ会館の状況を調査しました。(写真はビックサイトの避難所の責任者から聞き取りを行っているところ)
ビックサイトには26日現在、83名あまりの方が避難生活を送っていました。被災者の生活スペースにはマスコミの取材もさせていないとのことで被災者の方から直接お話を伺うことはできませんでしたが、避難所を管理している都の職員によると、主に福島など原発災害から避難されてきた方が多いとのことでした。
北砂スポーツ会館には、多いときで9人が避難されていたそうですが、現在は高齢のご夫婦が避難されていて、東京都が避難所として4月から提供する都営住宅への申し込みを行ったそうです。
福島第一原発の状況は依然予断を許さない状況で、今後も避難する方が増加することも予想されます。日本共産党区議団は、3月16日に江東区長に対し、現地の被災者への支援の強化と江東区への避難者の受け入れ態勢を検討することなど求めてきましたが、今後も必要な支援を求めていきたいと思います。