大つきかおり 日本共産党都議会議員予定候補

「経営者が語る原発のない経済」鈴廣かまぼこ副社長が「さようなら原発江東の会」で講演

2012.07.28

さよなら原発江東の会 鈴廣かまぼこ副社長の講演7月28日に行われた「さようなら原発江東の会」主催の講演会に参加しました。

講演は小田原鈴廣かまぼこ副社長の鈴木悌介さん。エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」(エネ経会議)を立ち上げ、経営者の立場から脱原発のメッセージを発信しています。
  

福島原発事故以降、原発をなくそうという声が高まる一方、「経済のためには原発は必要では」「原発をなくすと電気料金が高くなってしまうのでは」など、くらしや経済への不安から原発は仕方ないという声も少なくありません。特に経済界からは、原発再稼働を求める強い圧力もかかっています。
そうした中、鈴木さんは、経営者の中にも「原発は必要ない」という声があるということを示すことは必要ではないかという思いで「エネ経会議」を立ち上げたそうです。私たちにとっては、大変勇気づけられることです。
エネ経会議では、単なる反原発運動ではなく、原発がない方が健全な国・地域づくりができるという対案を示し、エネルギーの地産地消、エネルギーの自給自足の仕組みづくり「小田原電力プロジェクト」など実践的な取り組みも行っています。
ご自身の救援活動や原発事故によって小田原の観光客が全く無くなってしまったこと、食品の放射能汚染の問題などを通じての思い、その上で、「私たちは経営者だから、費用対効果を考える」「儲かるか儲からないというところが入り口でもいいじゃないですか」「地域でエネルギーをまかなっていけば、地域にお金が回る」というお話は、とても新鮮に感じられました。
日本共産党区議団は、江東区でも、公共施設への太陽光発電システムの設置促進、民間住宅への設置の補助拡充など求めてきましたが、「小田原電力プロジェクト」は江東区で自然エネルギーの導入を促進していく上で参考にできるのではと思いました。

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