江東区塩浜1丁目の赤札堂並びにある「深川政府倉庫跡地」について、江東区が、平成25年の秋までに、大学等教育機関の進出に向け、関係機関に働きかけを行うことになりました。
塩浜1丁目の政府倉庫は、備蓄米の倉庫として平成8年に竣工しましたが、その後、事業仕分けによって「売却処分」と評価されました。
農林水産省からは江東区に対し取得する意思があるかの照会がありましたが、江東区は土地代が200億円規模に上ると想定されることから、取得を希望しませんでした。
国は25年秋までに、他の地方公共団体(大学、社会福祉法人等含む)の取得希望がなければ、一般競争入札で売却するとしています。
深川政府倉庫跡地は、3万6千㎡超と敷地面積が広く、跡地に大規模マンションが建設された場合、学区域の越中島小学校をはじめ、豊洲や枝川など近隣の小学校においても教室不足で生徒を収容できなくなることが見込まれることから、区は、大学教育機関等の進出に向け関係機関への働きかけを行うことにしたものです。