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放射能から子どもたちを守れ!学習会に参加

2014.07.13

学校給食の安全を考える学習会7月12日、セーブ・キッズ江東 放射能から子どもを守る会が主催した「食の安全と給食について考える」学習会に参加しました。

講師は「全国学校給食を考える会」の牧下圭貴さんです。

江東区の学校給食は、現在すべて民間委託化され、公務員で担っていたときとは違い、調理員さんの入れ替わりが激しくなっているなどの問題点はあるものの、自校方式で食材もなるべく近所のお店から仕入れ、メニューも各校に配置された栄養士さんがそれぞれ考えて作っているなど、たくさんの良さを堅持しています。
昨今「食育」が大変注目されていますが、学校給食は、ただ子どもたちにお昼ご飯を食べさせるだけでなく、食事についての正しい理解を深め、健全な食生活を営むことのできる判断力を培い、望ましい食習慣を養うこと、自然の恩恵の上に成り立っていることや様々な人の活動に支えられていること、さらには生産・流通・消費についても正しい理解をしていくことなどが、学校給食法に掲げられています。
学校給食とは教育の一環であり、生きた教材でもあるのです。
セーブ・キッズ江東のみなさんは、現在、区内の保育所で使用されている給食食材について区立小・中学校で行われているのと同じように食材単品のサンプル検査の実施と小・中学校での給食食材の放射能検査の継続を求める陳情を区議会に提出しています。
江東区は、学校給食の食材の放射能検査は継続しているものの、保育園についてはやめてしまいました。
学校給食衛生基準では、食品の購入について、栄養教諭や保護者、関係者の意見が十分尊重されること、そして、食品の選定については、過度に加工したものをさけ、鮮度のよい衛生的なものを選択するよう配慮することや、有害なもの又はその疑いのあるものはさけるよう留意することとなっています。
「疑いのあるものはさける」ためにも、はなから「流通しているものは安全」という考えに立つのではなく、引き続き、保護者のみなさんの声を聞き、独自の測定を実施すべきだと思います。

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