今年４月から保育料が改定に
今年４月から、子ども子育て支援新制度がスタートします。新制度の施行に伴って、江東区の保育料の改定が行われました。
新たな保育料は、階層区分が、所得税ベースから住民税ベースへと変更され、これまでは、年少扶養控除や特定扶養控除の上乗せ分廃止で、保育料負担が増えてしまわないように再算定が行われていましたが、新たな保育料では再算定は行われません。
来年度は激変緩和措置実施
江東区は、現在のＤ７階層以下の方は、新階層でおおむね階層が下がる傾向があり、Ｄ８からＤ10階層は、ほぼ同じ、Ｄ11階層以上で上がる傾向にあると説明しています。
区は、階層区分の変更についての周知期間が短く、また、激変緩和の観点から来年度は今年度と同程度の保育料負担となるよう暫定措置を取るとしています。
これまでも高い江東区の保育料
これまでも江東区の保育料は、どの所得階層でも２３区の中で高い水準となっています。私は、子育ての経済的負担を軽減するため、保育料の引き下げを求めてきました。月額５０００円の保育料引き下げに必要な予算は、約６億円です。２７年度予算時点でも８７８億円を超す溜め込み基金を活用すれば、十分に引き下げは可能です。
