大つきかおり 日本共産党都議会議員予定候補

江東区の来年度予算案〜「オリンピック優先の区民に冷たい予算」

2017.02.16

14日、第一回定例議会が告示されました。

会期は、2月21日から3月14日までの38日間です。

今度の議会では、2017年度の予算が審議されます。
過去最高の予算規模
 江東区の2017年度予算案は、一般会計が約1996億円(今年度と比べて110億円の増額)で、国民健康保険や介護保険、後期高齢者医療会計の特別会計を合わせると3033億円と過去最高の予算規模となっています。
オリンピック偏重の予算編成
 山﨑江東区長は、来年度予算を「夢へカウントダウン 新たなステージへのチャレンジ予算」だと名打っていますが、新規事業では、2020年実施のオリンピックに関わる事業に多くの予算を振り向ける一方、区民の暮らしを支える事業が極めて乏しいなど、オリンピックに偏った予算編成だと言わざるを得ないものです。
 また来年度は、国民健康保険料が一人当たり平均7252円も大幅に値上げされるなど、区民への新たな負担増や低所得の母子家庭などで銀行融資が受けられない時に、無理しで就学資金などが借りられる「女性福祉資金」や高齢者のバリアフリー改修工事や無利子で耐震補強改修費を融資斡旋する「住宅修築資金融資斡旋事業」の廃止などが提案されています。
医療、介護、福祉、子育て、営業など区民の暮らし優先の予算に
 日本共産党区議団は、安倍政権のもとで格差と貧困が拡大し、社会保障の削減で将来への不安が広がる中、区民の暮らしを守る区政の役割は重要だとして、860億円にものぼる基金の一部を活用し、医療や介護、教育費の負担軽減、中小企業支援の強化、保育園や特養ホームなどの公共施設の整備を区の責任で行うことなど求めています。

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