ワクチン予約改善、区に申し入れ実現

ワクチン予約を改善

共産党都議ら行政動かす

新型コロナワクチンの接種予約で「電話がつながらない」などの声が各地で寄せられています。日本共産党が住民の声を行政に届け、予約状況が改善しています。


申し込みお手伝い

世田谷

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(写真)保坂区長(左端)に申し入れる里吉都議(中央)と党区議団ら=18日、東京都世田谷区

東京都世田谷区は4月28日からワクチン接種予約を電話とインターネットで受け付けていますが、14日からの平日、28カ所の「まちづくりセンター」でインターネットに接続できない人に区職員が操作方法を案内したり、申し込みを手伝う事業(事前申し込み不要)を開始しました。

日本共産党区議団と里吉ゆみ都議が4月30日、「区民の不安と負担を払拭(ふっしょく)する必要がある」として、保坂展人区長宛てに、電話回線拡充やネットアクセス改善、情報提供などを申し入れ。区は周知徹底など「できることは何でもやりたい」と回答していました。今月18日には区長に直接要請しました。

共産党は区民へのコロナ相談活動を行うとともに、区の支援事業を紹介。活動に参加した女性(74)は「近所の高齢者に党のビラを渡しています。『電話を何度かけても通じないので、悶々(もんもん)としていた。知らせてくれて助かった』『自分で申し込みできず困っていた』と喜ばれている。どんどん呼びかけたい」と話しています。(「赤旗」5月20日付)