学校連携観戦の中止を区に要請
「東京オリンピック・パラリンピックにおける学校連携観戦の中止を求める申し入れ」を、本日(23日)、区教育委員長と、保坂区長充てに、共産党区議団と一緒におこないました。
6月23日学校連携観戦中止の申し入れ概要 文責:幹事長江口
●区側 教育長、教育監、教育指導課長
●やり取り内容
・区教委としては、今後の対応を以下のスケジュールで考えている
①都から各自治体への最終意向確認や(具体的な対応も含めて)、今後出される予定
②その内容受けて、校長会などで現場の意向を確認する
③教育委員会を臨時で開き、最終決定する
・時期については、都の最終的意向調査がいつか分からないので、具体的に示せない
・この間、現場の校長からは(実施は)難しいという話は聞いている
・教育長はこの間「公共交通機関を使っての実施は困難」と議会で答弁しているが、仮にバス利用可等となって も、「実施は困難」ということは変わりないか?確認したところ、否定せずうなずいていた
・区民からの「区はいつ決めるのか?」等の声を紹介し、わが党は速やかに中止決断を求めた
●申し入れを振り返って
・今回の申し入れの目的は、以下の通り
①区教委として、「実施は困難」という認識を示した以上、速やかに決断を求めること
②観客入れての五輪開催が決まった以上、今後感染拡大は必至であり、区議団としても区政に命最優先の対策を
更に求める必要がある。その立場で、一つ一つの問題を決着させ、対策を推進する
・申し入れでは、既に学校連携観戦中止の外堀は埋まっていながら、未だに「都からの最終意向調査を受けてから」の対応に終始しているのは残念。
・しかし、区教委として、中止決断は既定路線であることは、今回の申し入れでのやり取りの中でも確認できたので、速やかな決断を示せ、のプレッシャーをかけたことは必要な対応であったと考える
・オリパラに関しては、区長も慎重な態度であり、他自治体に先駆けて、また国や都へ意見をする等積極的対応は
現段階では見られていないが、今後もその対応に終始させるのではなく、積極的対応を促していく