コロナ禍で、学生たちの困窮が大きな問題になっています。全国で民青同盟が中心になって取り組まれているフードバンクには、どこも多くの学生が集まります。世田谷でもこの間フードバンクをおこない、学生たちの声を聞いてきました。

共産党都議団では、こういう実態や切実な声から、若者応援政策をまとめました。「家賃補助制度」最大月３万円、「学生応援給付金」３万円など、私も都議会で財源も示して具体的に条例提案もしました。しかし、自民・公明・都民ファーストの反対で否決されてしまいました。

しかし、学生や若者の深刻な実態は続いています。この若者応援政策の中身を実現するために、引き続き都議会でもがんばっていきたいです。

インタビュー

Ｑ：今日は里吉さんに若者支援をテーマにお話を伺いしたいと思います。
　今、あちこちで民青同盟が中心となり、フードバンクの取り組みなども広がっています。

　世田谷でもフードバンクの取り組みが行われています。里吉さんも足を運ばれたということでこの取り組みで出会った声など聞かせください。

里吉
本当に今コロナ禍でバイトがなくなってしまって、そもそも今大学の学費とか高いので学費は何とか奨学金でまかなってるけれども、自分の生活費はアルバイトでまかなっているという学生さんが本当に多いんです。

私もびっくりしたんですけども、パソコンを持っていなくて、レポートも実はスマホでやっていたり、学校の図書館のパソコンを使っている。それぐらいほんとギリギリの生活なんですよね、多くの学生さんが。

フードバンクに来た学生の方も、今アルバイトがなくて1日一食しか食べられないと。自分だけじゃなくて周りにもそういう友達がたくさんいるんだと言って、お友達の分も持っていっていいですかと言って３人分のお米とレトルト食品、缶詰なんかを持って帰る学生の方が本当にいらっしゃって、ほんと深刻だなという風に思っています。

Ｑ：共産党の都議団としてこの若者支援に向けて色々政策も出されているということです

里吉
例えば学生向けだと「家賃補助制度」最大月３万円、学生応援給付金など３万円

具体的に条例提案もしたんですよ。コロナで本当に学生の皆さんが大変な状況なので、まずは一律３万円学生全員に配ろうという提案したんですけれども、残念ながら自民党や公明党や都民ファーストの方に反対されて通りませんでした。

私たちは財源もちゃんと示して提案しています。私、予算の組み替え提案の共産党都議団の責任者やってるんですけども、共産党の予算の組み替え提案には、この家賃補助制度だとか学生応援給付金だとかもちゃんと入れて提案してるんです。

つまりちょっと余計なお金を、道路のお金とか再開発のお金とか削れば、十分こういうお金を出す財源は東京都があるって言うことを財源も示して提案しているんです。ぜひこれは実現させたいと思っています。

Ｑ：どういう支援が必要だというふうにお考えでしょうか？

里吉
本当にそもそもね、日本の学費が高い。それから働いてる方も非正規労働の方が多いんですよね。

だからまず学生の方に向けては、東京都独自の給付型奨学金を作って学費の心配しないでちゃんと学校に通える体制作っていきたい。

それから、若い皆さんが社会に出た時に正社員が当たり前。８時間働けば普通に暮らせる社会。そういう仕組みをね作ること。

就活セクハラとか就職活動でいろんな問題にぶつかる学生のみなさん多いので、そういうみなさんへの相談窓口も提案しています。

今、PCR検査一生懸命増やしていますけど、やっぱり感染心配だっていう方へ職場学校などへの検査の拡大。

それから東京都に直接できることだと、都立大学とか東京都の専門学校の学費を半分にする。

今、生理の貧困って言われてますけど、これは本当に小学校、中学校、高校、大学色んな所で無償配布ができるようにしていきたいと思っています。

それからこれも学生の方、特に電車通学している皆さんから本当に切実な声が寄せられているんですけれども、東京を痴漢ゼロの東京にしていく。

こういった問題を皆さんと一緒に取り組んでいきたいと思っています。

Ｑ：最後にメッセージをお願いします

里吉
東京は若い皆さんがたくさん学んでいるし、働いているところなので、若い皆さんが未来に希望を持って暮らせる東京にしたいと思っています。皆さんと一緒に頑張れば政治は動かせます。

是非皆さん日本共産党応援してください。

インタビュー動画はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=crd-2XIhPgY

「コロナ危機をのりこえ、若者が希望を持てる都政の実現をー2021年都議選に向けた若者応援政策」こちらから
https://www.jcp-tokyo.net/2021/0609/58960