業者の営業、文化芸術を守る都政へ

たくさんの商店のみなさん、演劇関係のみなさんからお話を聞いてきました。

去年は持続化給付金と家賃支援の制度があったので、なんとかそれで乗り切ったんだけども、今年は、本当にそういうお金が出てないので、いよいよ厳しいっていう声をどこでも聞いています。

小池都知事は文化の灯を消すなと言っていますが、今年に入ってから4回も5回も補正予算組んでるんですけど文化芸術関係についての補正予算は一円もないんですよ。

だから、本当にここはきちんと文化の灯を消さないための具体的な支援をさせていきたい。

中小業者の皆さん、飲食店の皆さんも、ライブハウス、劇団、文化芸術エンターテイメントの皆さん。本当に歯を食いしばって頑張ってらっしゃる方々が自己責任ではなく、これは政治の責任でちゃんと補償してもらえる体制作っていくために、ぜひ都議会に送り出してください。

 

 

 

 

インタビュー(6/30)
Q:こんにちは。今、コロナで大変な影響を受けているという業者さんたちのことについてお話を伺いたいと思います。

世田谷にも色んなお店や業者さんがいらっしゃって、里吉さんもいろんな声を聞いてきているというふうにお伺いしています。どんな話を伺ったのか、相談があったのかお話お願いします。

里吉
本当に業者の皆さん大変で、コロナ前から比べると売り上げが3割から5割落ちているというお店が本当にたくさんあるんですね。

私が話し聞いたところは、お寿司屋さん、洋品店、焼肉屋さん、お花屋さん。色んな所に聞いてきたんですけど、飲食店だけじゃなくってそうじゃないところも、行事が中止になったりイベントが中止になって本当に売上が減ってるって言う話をたくさん聞きました。

去年は持続化給付金と家賃支援の制度があったので、なんとかそれで乗り切ったんだけども、今年は、本当にそういうお金が出てないので、いよいよ厳しいっていう声をどこでも聞いています。

 

Q:具体的にどういうことをみなさん今お困りになってますか?

里吉
とにかくお金がないってことなんすよね。飲食店だと協力金が出てるんですけども、その協力金も本当に書類がすごく大変だったりします。それからせっかく申し込んでも、あれが足りないこれが足りないって言われて。

やっと全部揃えても、今度は入金が本当に遅くて資金繰りが計画が立てられないっていうことで、困ってる方がたくさんいらっしゃいます。

一つ相談に乗っているのは協力金をもらうために書類を出そうと思ったら、時短営業に協力していたんだけれどもその間に夫さんが倒れてしまって、病院行ったりバタバタしていたら期日を1日過ぎてしまった。パソコン開いたらもう申し込み終わりましたって書いてあった。でも納得できないっていうことで私の所に相談がありまして、一緒に今都庁の担当者のところに交渉している、そういう方もいらっしゃいます。

 

Q:相談したことによって改善されたこともあるんですか?

里吉
今の相談の方は残念ながらまだ改善してないんですけれども、例えばずーっと協力金出てるじゃないですか。緊急事態宣言だったり、まん延防止重点措置だったり続いているので、時短要請が細切れに発生してるんですね。

それで前の事態要請の時のお金がまだ出ていないので、次の申し込みしてなかったっていう人がいました。その人たちが申し込みしようと思ったら期日すぎてて申し込めない。こういう方については、前回のももらえた人は遅れても申し込み出来るという風に改善をさせました。

大体、時短要請に協力してるんですから、期日とかをねうるさく言わないで、多少の期日はね一応締切日があるのはいいと思うんですけども、色んな事情で申し込み遅れても時短要請協力したっていう事実が確認できたら、これはやっぱりねお金を払うべきだと思います。

 

Q:世田谷には色んなライブハウスがあったり、劇団があったりとか文化芸術関係の方もたくさんいらっしゃいます。ここからはどんなどのような声がありますか?

里吉
ここもずっと休業しなくちゃいけなかったりだとか、それから今も5割しか観客入れられないということで、本当にドキドキしながら皆さん開いてるお店もあるんですね。お店と言うか演劇もねあるんですけど。

こういうところの話を聞くと、以前は劇場で劇団の方が上映すると見に行った方がすごい良かったよってSNSで広げてくれて、それでお客さんがどんどん増えてくっていうことがあったそうなんです。

しかし、今このコロナ禍で劇場に演劇見に行ったってことをどうどうと言えないって言う空気があって、SNSで評判が広がらない。それで、なかなか観客が増えないと言っていました。なるほどなーって思いました。

それからやっぱり半分しか(お客を)入れられないので、チケットも思い切って売れないんですよね、だからはっきりいって上演しても赤字になってしまう。

それだったらコロナが明けた収束した後に、ちゃんとした演劇をやるっていうことで、今は準備期間にしたい。今はもう我慢する。その代わり例えば稽古場の家賃だとか、大道具小道具を入れておくところの家賃だとか、そういう劇団として存続するためのお金を出して欲しいっていう声がすごく出てるんです。

ところがちゃんと演劇をやらないとお金は出ないんですよ。

今こういう事態で、みんな人流抑えろって言ってる時に、やらないと出ないっていうのはちょっと違うんじゃないか。今演劇やる人たちが何とかその世界で頑張れるための最低限のお金を出して欲しいっていう声なんです。

演劇って俳優さんだけじゃなくて、音響の方だとかそれから大道具小道具作る方だとか照明さんだとか、いろんな方がスタッフにいらっしゃるんですけど、そのスタッフの方がフリーランスなんですよね。色んな制度から外れている。

本当に技術のある音響さんとか照明さんそういう方が仕事を離れる方が出てくる恐れがある。そうするとコロナが明けたあと、本当に皆さんが楽しみにしている演劇を提供できなくなってしまう。

文化の灯を消すなって言うなら、ここに本当にお金を出して欲しいと言われてるんです。

最後に一言いわせてもらうと、小池都知事は文化の灯を消すなと言っているんですけど、今年に入ってから4回も5回も補正予算組んでるんですけど文化芸術関係についての補正予算は一円もないんですよ。

だから、本当にここはきちんと文化の灯を消さないための具体的な支援をさせていきたいと思っています。

 

Q:最後にメッセージお願いします

里吉
中小業者の皆さん、飲食店の皆さんも、ライブハウス、劇団、文化芸術エンターテイメントの皆さんも、本当に歯を食いしばって頑張ってらっしゃる方々が自己責任ではなく、これは政治の責任でちゃんと補償してもらえる体制作らなくちゃいけないと思っています。

東京都も国もお金がないわけではありませんから、きちんとした補償させるために頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします

 

インタビュー動画がこちらら
https://www.youtube.com/watch?v=e4zFSm8Vhg0