やくし辰哉(日本共産党 練馬区議会議員)

練馬区新年度予算案の特徴は

2021.02.11

2月4日から始まった区議会第一回定例会では、新年度予算案が審議されます。練馬区の新年度一般会計予算の特徴を紹介します。

区民の切実な要望が実現

新年度予算案は、2,825億7,800万円(2020年度比0.03%減)で、認可保育所や特養老人ホームのさらなる増設や教職員の出勤管理システム等、これまで現場や区民の皆さんの声をうけて日本共産党練馬区議団が求めてきた施策が盛り込まれました。さらなる実現を求めていきます。

盛り込まれたおもな施策

●多胎児家庭への支援の充実
タクシー利用の費用助成や育児ヘルパー事業の利用料減免などを実施
●加齢性難聴大差うの実施
聞こえの問題などの啓発を実施。65歳以上ン住民税非課税世帯で医師が必要性を認めた場合、補聴器購入費用を助成
●危険なブロック塀等の撤去促進
「塀の上部のみ撤去しフェンス化」する場合も女性対象に追加。また、塀の高さに応じて助成額を加算

コロナ禍を理由に下歳出削減も

区は新型コロナの影響で区財政は厳しいと強調し、数年後には木金gそこを突く可能性があるとして、緊急対策として56億4千万円の削減を狙っています。その中身は、公園整備の延期や練馬薪能の中止等やむを得ないものもある一方、くらしを応援する補助・給付的事業(3億2千万円)の削減が見込まれています。
しかし、以前も区はこのっまでは基金が減り続けるといています。
コロナ禍が長期化しているときだからこそ、これまでため込んだ基金を活用し、区民の暮らしに関わる施策を維持し充実させるべきです。

縮小される補助・給付事業(抜粋)

●第3子誕生祝い金
子育て家庭を応援し、児童の健全な育成をhかるために支給する祝い金を20→10万円に減額
●高齢者等紙おむつ支給
紙おむつを必要とする高齢者へ配達。注文総額のやく1割が本人負担。月悪上限を8,000円から5,000円に引き下げ。対象となる所得基準も引き下げ。
●高齢者いきいき健康券
対象を65歳以上から75歳以上に引き上げ、メニューを縮小
●指定葬儀場利用料負担軽減補助金
区指定の葬儀場で通夜・葬儀尾行った際の会場費の補助を3万円→1.5万円に減額

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