病床100床削減!? 都立大塚病院を守ろう
都立大塚病院は、新型コロナまん延まっただ中の2022年7月、地方独立行政法人へ移行しました。これは医療関係者や都民、日本共産党都議団などの反対を押し切って、小池都知事と自民党・公明党・都民ファーストの会などが強行したものです。
独法後、大塚病院は100床近くも入院ベッドを削減しました。地域の医療関係者からは「中小規模の病院がひとつ減るようなもの」と心配の声があがっています。単に入院ベッドが減るだけでなく、医療関係者の配置など、医療提供体制そのものに大きな影響が出るのです。
そもそも豊島区は人口あたりの病院の病床数が都内平均の6割しかありません。削減ではなく、増やすことこそ求められています。
さらに自民党・公明党・日本維新の会は、今度は全国で合計11万床もの病床を削減することで合意しました(6月6日)。こんなことがやられれば、文字通り地域医療が崩壊し、命が切り捨てられてしまいます。
今度の都議選は、大塚病院が独法化されてから最初の選挙です。ごいっしょに、豊島区民のいのちの砦、大塚病院を守れの声をあげましょう。命を「コストカット」の対象にする政治を転換する選挙にしましょう。
そのためにも、豊島区で「大塚病院を守ろう」と求める唯一の候補者、米倉春奈を必ず都議会へ送ってください。